長谷工(1808)、好調な通期決算と野村証券の格上げで株価が反転上昇
長谷工(1808)の株価は、2026年3月期通期決算の好調な内容と、これを受けた野村証券による投資判断の引き上げを背景に上昇している。同社株は現在、前日比6.5%高の¥2,858で取引されている。
同社は2026年3月期通期決算で、純利益が前年同期の¥344.50億円から¥548.39億円へと大幅に増加したと発表した。親会社株主に帰属する当期純利益も59.2%増を記録している。この業績発表を受けて、野村証券は長谷工の投資評価を引き上げた。
今回の株価上昇は、2026年5月18日付の報道で「マンション向け建材供給不安」が報じられ、株価が3.6%下落した動きから反転する形となった。長谷工は日本の建設業界における主要なプレーヤーであり、今回の決算は市場の懸念を払拭する材料となっている。
長谷工が示す、好決算が市場の懸念を払拭する力
長谷工コーポレーションは、日本の建設業界で特にマンション建設に強みを持つ大手企業です。都市圏を中心に、マンションの企画、設計、施工から販売、管理まで一貫して手掛けており、人々の住まいを提供することで収益を上げています。その事業は、安定した住宅需要に支えられ、都市開発の一翼を担っています。
今回の株価上昇の背景には、2026年3月期の通期決算が市場の予想を大幅に上回る好調な内容であったことが挙げられます。純利益が前年同期の¥344.50億円から¥548.39億円へと大きく伸び、親会社株主に帰属する当期純利益も59.2%増を記録しました。この堅調な業績は、同日報じられた「マンション向け建材供給不安」による株価下落の動きを打ち消し、市場が抱いていた懸念を払拭する材料となりました。野村証券による投資判断の引き上げも、この業績を評価したものです。
こうした好材料を受け、長谷工の株価は前日比6.5%高の¥2,858で取引されています。市場の不安材料を上回る企業の実績が、投資家の見方を明確に好転させた結果と言えるでしょう。
これは、まるで曇り空の下で始まったマラソンレースにおいて、序盤の悪天候による不調をものともせず、中盤以降に驚異的な追い上げを見せ、最終的に自己ベストを更新するようなものです。一時的な逆風があっても、企業が本質的な強さを示すことで、市場の評価は一気にポジティブな方向へと転換します。

Haseko Corp.
HASEKO Corporation(証券コード: 1808)は、日本国内外でマンションの企画、設計、建設、販売、改修、賃貸を手掛ける総合不動産企業です。事業は建設関連、サービス関連、海外関連の3つのセグメントで構成されています。分譲住宅や不動産開発、マンション・アパートの管理運営、売買仲介、不動産ソリューションの提供も行っています。また、大規模修繕、耐震補強、環境配慮型改修、バリューアップ改修、リノベーション工事に加え、マンション再生や建替サービスも提供。高齢者施設管理、訪問介護、シニアリビングの企画・相談も手掛けるほか、内装強化サービスや建築資材の販売・賃貸も行っています。本社は東京にあり、1937年に設立されました。