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Nikkei 225 ·

味の素(2802)、最終減益予想で株価が下落; 冷凍食品事業の不振も響く

味の素(2802)の株価は、2027年3月期の最終減益予想が発表されたことを受け、本日3.0%下落し、¥4,809で取引されている。前日の終値は¥4,958だった。

同社が5月7日に発表した通期業績予想によると、純利益は前期比10.9%減の1,200億円となる見込みである。これは、前期に計上された固定資産売却益の反動が主な要因とされている。さらに、2026年3月期中間決算では、冷凍食品セグメントの事業利益が前年同期比39.9%減の41億円に落ち込んでおり、市場の懸念を深めている。

業績悪化の背景には、中国メーカーの増産によるうま味調味料市場の供給過多や、2025年3月の値上げがプライベートブランドへのシェア流出を招いた構造的な課題がある。これらの要因が複合的に作用し、投資家心理を冷やしている。

これはどういう意味か

味の素の株価を押し下げた一過性の利益剥落と構造的な課題

味の素は、家庭用調味料や加工食品、冷凍食品、アミノ酸などを世界中で展開する日本の大手食品メーカーです。うま味調味料「味の素」や「ほんだし」といったブランドで広く知られ、食卓を彩る製品から、医薬品や化粧品原料に用いられるアミノ酸まで、幅広い顧客層に製品を提供し収益を上げています。

本日、同社の株価を動かした具体的な要因は、2027年3月期の純利益が前期比10.9%減の1,200億円に落ち込むという会社予想が発表されたことです。これは、前期に計上された固定資産売却益という一過性の特別利益が剥落することが主な理由です。加えて、中国メーカーの増産によるうま味調味料市場の供給過多や、2025年3月の値上げがプライベートブランドへのシェア流出を招いたといった構造的な課題も、投資家心理を冷やす一因となりました。

この業績予想を受け、味の素の株価は本日3.0%下落し、現在は¥4,809で取引されています。前日の終値は¥4,958でした。

これは、まるでスポーツチームが昨シーズンはスター選手の活躍で優勝したものの、今シーズンはその選手が移籍し、さらにリーグ全体の競争が激化して、来シーズンの成績予想が下方修正されたような状況です。一過性の好材料がなくなった上、本業での競争環境も厳しくなっているため、市場は慎重な見方を示していると言えるでしょう。

タグ

Ajinomoto Co., Inc.

2802·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Packaged Foods
CEO
Shigeo Nakamura
従業員数
34,862
本社
Tokyo, JP
上場
2000
ウェブサイト
会社概要

味の素株式会社(2802)は、日本国内外で多角的な事業を展開する消費財企業です。同社の事業は大きく「調味料・食品」、「冷凍食品」、「ヘルスケア・その他」の3つのセグメントに分かれています。調味料・食品セグメントでは、「味の素」や「ほんだし」、「Cook Do」といった主要ブランドの調味料や加工食品、インスタント麺、コーヒー飲料などを提供し、消費者向け食品および外食産業向けに幅広いソリューションを展開しています。冷凍食品セグメントでは、中華点心、調理済み米飯、麺類、デザートなどを手掛けています。ヘルスケア・その他セグメントでは、医薬品、食品、化粧品産業向けのアミノ酸供給、スポーツ栄養製品、パーソナルケア素材、医薬品中間体および原薬の受託製造、さらには半導体パッケージ用層間絶縁材料である味の素ビルドアップフィルムの製造も行っています。同社は1909年に創業し、東京都に本社を置いています。