日銀の政策金利据え置き、みずほFG(8411)株価が上昇 次回利上げ期待と目標株価引き上げで
日本銀行の政策金利据え置き決定を受け、次回利上げへの期待が高まり、みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価は上昇した。同社株は前日終値の¥6,704から3.2%高の¥6,922で取引されている。
この動きは、日本銀行が5月7日頃に政策金利を据え置いたことで、市場が次なる利上げを織り込み始めたことが主因とみられる。加えて、4月21日には米系大手証券が同社の目標株価を¥8,300へ引き上げており、これも買い材料となった。
日本銀行による2024年3月と7月の利上げ(政策金利0.25%)は、銀行の資金利益を伸ばしており、2025年第1四半期の経常利益は前期比28%増の2兆3,808億円に達した。これらの要因は銀行株全体にとって追い風となっており、みずほフィナンシャルグループもその恩恵を受けている。
日本銀行の次なる利上げ期待が銀行収益を押し上げる構図
みずほフィナンシャルグループは、預金を集め、それを企業や個人に貸し出すことで利息収入を得ることを主たる事業とする、日本の大手金融機関です。また、投資銀行業務や資産運用、証券、信託など多岐にわたる金融サービスを提供しており、これらの手数料収入も収益の柱となっています。彼らの顧客は、大企業から中小企業、個人に至るまで幅広く、日本経済の基盤を支える役割を担っています。
今回の株価上昇は、日本銀行が政策金利を据え置いたものの、市場が次なる利上げを強く織り込み始めたことが最大の要因です。銀行は、金利が上昇すると貸出金利と預金金利の差(利ざや)が拡大し、収益性が向上する傾向にあります。日本銀行は2024年3月と7月に既に利上げを実施しており、これにより銀行の資金利益は実際に伸びており、みずほフィナンシャルグループの2025年第1四半期の経常利益は前期比28%増の2兆3,808億円に達しました。米系大手証券による目標株価引き上げも、この流れを後押ししています。
このような市場の期待が、みずほフィナンシャルグループの株価を前日終値の¥6,704から3.2%高の¥6,922まで押し上げています。
これは、まるでマラソンランナーが、コーチから「次の区間はペースを維持するが、その次の区間からは追い風が吹き、一気に加速できる」と告げられた状況に似ています。現在のペースは変わらないものの、将来の有利な条件が確実視されることで、ランナー(銀行)は自信を深め、そのパフォーマンス(株価)も期待感から向上するのです。

Mizuho Financial Group, Inc.
みずほフィナンシャルグループ(8411)は、日本を拠点に、米州、欧州、アジア/オセアニアを含む国際的に銀行、信託、証券、その他金融サービス事業を展開しています。リテール&ビジネスバンキング、コーポレート&インスティテューショナル、グローバルコーポレート、グローバルマーケッツ、アセットマネジメントの5つのセグメントを通じて事業を運営。預金、シンジケートローン、住宅ローン、カードローン、事業マッチング、海外進出やM&A関連のアドバイザリーサービスを提供しています。また、資産運用や資産承継に関するコンサルティング、給与計算サービス、宝くじ販売も行っています。法人顧客向けには、資金調達、投資管理、財務戦略のニーズに応える債券、M&Aアドバイザリー、リスクヘッジ商品などの金融ソリューションを提供。不動産仲介、金融機関への投資商品提案、資金調達支援、公債引受なども手掛けています。個人顧客向け投資商品、機関投資家向けコンサルティング、信託、証券化、ストラクチャードファイナンス、年金、株式移管関連サービス、証券サービス、調査、プライベートバンキング、IT関連サービスも提供しており、2003年に設立され、東京都に本社を置いています。