みずほFG(8411)、自社株買いと好決算で株価上昇、市場の期待集まる
みずほフィナンシャルグループ(8411)の株価は、自社株買いの発表と好調な決算を受けて、2026年6月4日に3.9%高の¥7,633で取引されている。前日の終値は¥7,346だった。
同社は6月8日に、発行済み株式総数の1.03%に当たる2,500万株を上限に、最大¥1,000億円の自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月31日まで。この戦略的な資本政策が、投資家の買いを誘引したとみられる。
また、5月15日に発表された2026年3月期決算も株価を押し上げている。手数料ビジネスの好調と政策保有株式の売却益が寄与し、経常利益は前年同期比34.6%増、1株当たり利益(EPS)は10.8%増を記録した。
自社株買いが示す経営陣の自信と株主還元
みずほフィナンシャルグループは、個人や法人、機関投資家に対し、預金、融資、投資銀行業務、資産運用といった幅広い金融サービスを提供する日本の大手金融機関です。金利収入や手数料収入、そして市場取引や投資活動を通じて収益を上げており、経済の血流ともいえる資金の流れを支える役割を担っています。
本日、みずほフィナンシャルグループの株価を押し上げた主な要因は、同社が発表した大規模な自社株買いです。これは、発行済み株式総数の1.03%に相当する最大2,500万株、金額にして上限1,000億円を8月31日までに取得する計画であり、市場に流通する株式数を減らすことで、一株当たりの利益や価値を高める効果が期待されます。経営陣が自社の株価を割安と判断し、自己資金を投じて買い戻すという行為は、企業の将来性に対する強い自信の表れと受け止められ、投資家心理を大きく改善させました。これに加え、5月15日に発表された2026年3月期決算で経常利益が前年同期比34.6%増、一株当たり利益(EPS)が10.8%増と好調だったことも、買い材料として追い風となりました。
こうした背景から、みずほフィナンシャルグループの株価は前日の終値である¥7,346から3.9%上昇し、現在¥7,633で取引されています。
この自社株買いは、人気のある限定品を製造する企業が、市場に出回っている自社製品の一部を買い戻し、その数を減らすと発表するようなものです。残りの製品はより希少価値が高まり、それを所有する人々の満足度や製品への期待感が増すのと同じように、株式の供給が減ることで、残された株式の価値と投資家の期待が高まるわけです。

Mizuho Financial Group, Inc.
みずほフィナンシャルグループ(8411)は、日本を拠点に、米州、欧州、アジア/オセアニアを含む国際的に銀行、信託、証券、その他金融サービス事業を展開しています。リテール&ビジネスバンキング、コーポレート&インスティテューショナル、グローバルコーポレート、グローバルマーケッツ、アセットマネジメントの5つのセグメントを通じて事業を運営。預金、シンジケートローン、住宅ローン、カードローン、事業マッチング、海外進出やM&A関連のアドバイザリーサービスを提供しています。また、資産運用や資産承継に関するコンサルティング、給与計算サービス、宝くじ販売も行っています。法人顧客向けには、資金調達、投資管理、財務戦略のニーズに応える債券、M&Aアドバイザリー、リスクヘッジ商品などの金融ソリューションを提供。不動産仲介、金融機関への投資商品提案、資金調達支援、公債引受なども手掛けています。個人顧客向け投資商品、機関投資家向けコンサルティング、信託、証券化、ストラクチャードファイナンス、年金、株式移管関連サービス、証券サービス、調査、プライベートバンキング、IT関連サービスも提供しており、2003年に設立され、東京都に本社を置いています。