ライブ
Nikkei 225 ·

野村HD(8604)、純利益が予想大幅下振れ 減損損失で株価が6.2%安

野村ホールディングス(8604)は、4月24日に発表した2026年1-3月期(第4四半期)の連結純利益がアナリスト予想を大幅に下回ったことを受け、株価が下落している。28日、同社株は前日終値から6.2%安の¥1,230で取引されている。

同社の第4四半期連結純利益は739億円となり、ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均の989億円を250億円以上下回った。この利益圧迫の主因は、4年前に出資した森林アセットマネジメント会社の減損と、野村総合研究所の減損969億円に対する持分相当額約223億円であった。

SMBC日興証券の村木正雄シニアアナリストは、これらの減損が「業績安定性に懸念」を生じさせていると指摘した。前日の取引では、株価が一時前週末比5.6%安の¥1,238.5まで下落していた。

これはどういう意味か

なぜ野村の減損処理が市場の懸念を招いたのか

野村ホールディングスは、日本を代表する総合金融グループです。個人投資家から機関投資家、事業法人まで幅広い顧客に対し、株式や債券の売買仲介、引受業務、資産運用、M&Aアドバイザリーなど、多岐にわたる金融サービスを提供しています。市場と顧客の資金ニーズを繋ぎ、手数料収入や投資収益を得るのが主なビジネスモデルです。

今日の株価の動きを説明する具体的な要因は、同社が2026年4月24日に発表した2026年1-3月期(第4四半期)の連結純利益が、アナリストの市場予想を大幅に下回ったことにあります。この四半期の純利益は739億円にとどまり、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の989億円を250億円以上も下回りました。この予想外の利益圧迫の主な原因は、4年前に出資した森林アセットマネジメント会社の減損処理と、野村総合研究所の減損969億円に対する持分相当額約223億円でした。

こうした減損損失の計上が、市場が期待していた収益水準に達しなかったため、投資家は同社の株を売却する動きを見せました。その結果、野村ホールディングス(8604)の株価は本日、前日終値の¥1,312から6.2%安の¥1,230で取引されています。

これは、まるでレストランの予約客が、メニューに載っていたはずの看板料理が突然「材料切れ」で提供できないと告げられたような状況です。期待していた料理の代わりに別のものが提供され、その内容が期待値を大きく下回ったため、客は不満を感じ、次回の来店をためらうかもしれません。企業の場合、アナリストの期待という「メニュー」に対し、実際の決算という「提供された料理」が減損処理によって質が落ちたことで、市場からの評価が一時的に下がったと捉えることができます。

タグ

Nomura Holdings, Inc.

8604·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Financial - Capital Markets
CEO
Kentaro Okuda
従業員数
26,850
本社
Tokyo, JP
上場
2000
ウェブサイト
会社概要

野村ホールディングス(8604)は、個人、法人、金融機関、政府機関に対し、多岐にわたる金融サービスをグローバルに提供する企業です。事業はリテール、アセット・マネジメント、ホールセールの三つのセグメントで構成されています。リテール部門は、¥2022年3月31日時点で119の拠点を擁し、幅広い金融商品と投資サービスを提供しています。アセット・マネジメント部門では、ファンドや投資信託の運用、投資助言、カストディサービスを手掛けています。ホールセール部門は、債券や株式関連商品の調査、販売、トレーディング、執行、マーケットメイクに加え、多様な証券の引受業務、M&A助言を含む財務アドバイザリーサービスを提供しています。同社は1925年に設立され、東京都に本社を置いています。