ルグラン(LR)、CIC証券が投資判断を「買い」に格上げ,データセンター事業拡大を評価
フランスの電気設備大手ルグラン(LR)の株価は、2026年6月18日、CICマーケット・ソリューションズによる投資判断の引き上げを受け、前日終値から3.3%高の€149.75で取引されている。同証券は6月15日付でルグランの投資判断を「中立」から「買い」へ変更し、目標株価を€170に設定した。
この格上げは、ルグランの評価額上昇に加え、最近の戦略的買収によって裏付けられている。同社は6月10日に米ギルツ・インダストリーズを、5月20日にはSRSパワー・エンジニアリングを買収しており、これらの動きはデータセンター市場への事業拡大を強化するものである。データセンター市場は、フランス国内の建設セクターの低迷による影響を受けにくいとされている。
本日の€149.75という株価は、前日の終値€145.00を上回っている。この上昇は、前日からの反発を継続するものであり、投資家が国内市場に過度に依存せず、収益源を多角化できる企業を評価する傾向が反映されている。ルグランの株価は、CICによる投資判断格上げが報じられた昨日も1.3%上昇していた。
なぜアナリストの評価見直しがルグランを押し上げたのか
ルグランは、建物の電気およびデジタルインフラストラクチャーを専門とするグローバル企業です。同社は、スイッチやコンセントからケーブル管理システム、ホームオートメーション、データセンター機器に至るまで、幅広い製品を設計、製造、販売しています。世界中の住宅、商業施設、産業用建物の建設、改修、最適化に必要な主要機器を提供することで収益を上げています。
今回の株価上昇の主な要因は、CICマーケットソリューションズが2026年6月15日に、ルグランの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、目標株価を€170に設定したことです。この評価見直しは、アナリストが同社に対し、特にデータセンター市場への露出を強化する最近の買収を通じて、市場を上回るパフォーマンスを期待できる、より大きな成長の可能性を見出したことを意味します。
このような好意的な新たな見方は、同社の株価に直接反映されています。ルグランの株価は本日2026年6月18日、3.3%上昇し、現在€149.75で取引されています。これは、昨日の終値€145.00を上回る水準です。
これはまるで、ある企業のプロジェクトが、当初は「現状維持」と評価されていたにもかかわらず、専門家による再評価の結果、その潜在的な収益性や市場での優位性が再認識され、「積極的に投資すべき」と判断された状況に似ています。この新たな肯定的な評価が、市場の期待値を高め、株価を押し上げる原動力となるのです。

Legrand
Legrand S.A. (LR) は、世界中で電気およびデジタルビルインフラストラクチャを提供する産業セクター企業です。同社は、MCB、RCD、DINレール機器などの配線保護装置から、ACB、MCCB、バスバーシステムといった主要な配電機器まで、幅広い製品を手掛けています。また、エンクロージャ、配線器具、ホームネットワーク、ホームオートメーション、ホテル設備、耐候性配線器具、照明管理システム、緊急照明、アクセス制御、安全装置、UPS、ケーブル管理システムなども提供しています。これらの製品は、ホテル、オフィス、データセンター、産業施設、店舗、病院、学校、大学、さらには住宅、商業、工業ビルなど、多岐にわたる用途で利用されています。Legrand S.A.は1865年に設立され、フランスのリムーザンに本社を置いています。