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Nikkei 225 ·

第一三共(4568)、抗がん剤の米FDA承認で株価が3.4%上昇

第一三共(4568)の株価は、同社の抗がん剤に関する米国食品医薬品局(FDA)の承認が好感され、3.4%上昇した。現在、株価は¥2,738で取引されており、前日の終値¥2,650を上回っている。

この株価上昇は、ENHERTUのHER2陽性早期乳がんに対する新たな適応症承認と、Datrowayの転移性トリプルネガティブ乳がんに対する承認が主な要因である。これらの承認は、マイルストン支払いと将来の腫瘍領域における成長に大きく寄与すると見られている。5月11日に発表された2026年通期決算では、純利益は減少し、一株当たり利益(EPS)も市場予想を下回ったものの、売上高は増加し、特にENHERTUを含む腫瘍領域が2026会計年度の成長を牽引すると予測されている。

アナリストは第一三共に対し、平均して「強い買い」のコンセンサス評価を維持しており、12ヶ月の平均目標株価は大幅な上値余地を示唆している。

これはどういう意味か

医薬品承認が第一三共の成長期待をどう高めるか

第一三共は、革新的な医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける日本の大手製薬会社です。その事業の中核は、がんや感染症、その他の疾患に対する治療薬を創出し、世界中の患者と医療従事者に提供することにあります。特に、高いアンメットメディカルニーズ(未だ満たされていない医療上の必要性)がある領域での新薬開発に注力し、その販売を通じて収益を上げています。

本日、同社株価を押し上げた具体的な要因は、米国食品医薬品局(FDA)による抗がん剤の新たな適応症承認です。特に、HER2陽性早期乳がんに対するENHERTUの適応拡大と、転移性トリプルネガティブ乳がんに対するDatrowayの承認が好感されました。これらの承認は、新たな市場での販売機会を創出し、マイルストン収入の発生に加え、将来的な腫瘍領域における収益成長への期待を大きく高めるものです。先般発表された2026年通期決算では、純利益と一株当たり利益が市場予想を下回ったものの、売上高は増加し、特にENHERTUを含む腫瘍領域が今期の成長を牽引すると見込まれていました。

この規制当局による承認が、市場に同社の成長戦略が順調に進んでいるという確信を与え、株価は前日の終値¥2,650から3.4%上昇し、現在は¥2,738で取引されています。

これはまるで、レストランが新メニューを開発し、そのレシピが厳しい食品安全基準をクリアして販売許可を得た状況に似ています。単に料理が完成しただけでなく、その品質と安全性が公的に保証されたことで、より多くの顧客が安心してその新メニューを注文し、レストランの売上と将来の評判が大きく向上する期待が高まるのです。

タグ

Daiichi Sankyo Company

4568·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Drug Manufacturers - General
CEO
Hiroyuki Okuzawa
従業員数
18,726
本社
Tokyo, JP
上場
2000
ウェブサイト
会社概要

第一三共(¥4568)は、世界中で医薬品の研究開発、製造、輸入、販売を手掛ける製薬会社です。抗がん剤「トラスツズマブ デルクステカン」や、疼痛治療薬「ミロガバリン」、2型糖尿病治療薬「テネリグリプチン/カナグリフロジン」など、多岐にわたる処方薬を提供しています。また、一般用医薬品として総合感冒薬「ルル」や解熱鎮痛薬「ロキソニンS」、スキンケア製品「ミノン」なども展開。さらに、ワクチン、動物用医薬品、化粧品、医療機器、食品、飲料水、原薬、中間体なども手掛けています。Guardant Healthとの提携により、進行性転移性非小細胞肺がんのコンパニオン診断薬「Guardant360 CDx」の開発も進めています。1899年に創業し、本社を東京に構えています。