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Nikkei 225 ·

レーザーテック(6920)、市場予想下回る決算で株価3.6%安、成長鈍化に懸念広がる

レーザーテック(6920)の株価は、5月2日に発表された決算が市場予想を下回ったことを受け、19日の東京株式市場で3.6%安となっている。同社株は現在、前日終値の38,190円から下落し、36,820円で取引されている。

今回の株価下落は、レーザーテックが発表した業績が予想を下回ったことに起因する。同社の売上高は410億円となり、市場予想を10%下回った。また、1株当たり利益は124円で、これも予想を30%下回る結果となった。

さらに、同社の売上高成長率は、過去の年率29%から2027年まで年率3.7%に大幅に減速すると予測されている。これは、半導体業界全体の予想される年率18%の成長率をも下回る水準である。

これはどういう意味か

レーザーテックの成長軌道に対する市場の懸念

レーザーテックは、半導体製造に不可欠な検査装置、特に極端紫外線(EUV)露光用マスクブランクス検査装置を手がける企業です。半導体メーカーが次世代チップを開発・生産する際、その品質と歩留まりを確保するために同社の高度な検査技術が用いられ、これが主な収益源となっています。半導体産業の技術革新を縁の下で支える存在と言えるでしょう。

本日2026年5月19日の株価下落の主な要因は、今月2日に発表された決算が市場の期待を大きく下回ったことにあります。同社の売上高は410億円で、市場予想を10%下回っただけでなく、1株当たり利益も124円と、こちらは予想を30%も下回る結果となりました。さらに、これまで年率29%で推移していた売上高成長率が、2027年まで年率3.7%にまで大幅に減速すると予測されたことが、半導体業界全体の予想成長率18%をも大きく下回る水準であるため、投資家の間で将来の成長性に対する懸念が強まりました。

この市場予想との乖離が、レーザーテックの株価に直接的な影響を与え、本日は前日終値の¥38,190から3.6%下落し、¥36,820で取引されています。

これは、まるでマラソンランナーがレース中盤で、これまでの快走ペースを維持できないと宣言し、周囲の期待タイムよりも大幅に遅れる見込みであることを発表したようなものです。投資家は、そのランナーが設定した目標タイムではなく、市場が期待していたタイムを基準に評価しているため、実績と今後の見通しがその期待に届かなかったことで、失望感が広がったと言えるでしょう。

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Lasertec

6920·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Semiconductors
CEO
Tetsuya Sendoda
従業員数
1,017
本社
Yokohama, JP
上場
2010
ウェブサイト
会社概要

レーザーテック(6920)は、半導体関連装置、レーザー顕微鏡、フラットパネルディスプレイ(FPD)関連装置の開発、製造、販売、サービスをグローバルに展開する企業です。半導体フォトマスクやウェーハの欠陥検査・測定システム、SiCやGaNなどのウェーハ関連システム、ウェーハバンプ検査・測定システム、TSVバックグラインド工程測定システムなどを提供しています。また、FPD用フォトマスク検査システム、半導体材料、透明膜、コーティング材料、無機・有機材料、生体試料、金属部品、プラスチック部品などの観察・測定に用いられるレーザー顕微鏡、リチウムイオンバッテリー関連装置も手掛けています。1960年に設立され、本社を横浜に置いています。