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Nikkei 225 ·

レーザーテック(6920)、好調な第3四半期決算で市場の供給網懸念を払拭

レーザーテックの株価は、2026年6月期第3四半期決算の好調な内容が市場に好感され、本日8.2%高の¥46,470で取引されている。同社は先週、供給網懸念で株価が続落していたが、今回の決算発表によりその懸念を払拭した形だ。前日の終値は¥42,930だった。

株価上昇の主因は、4月30日に発表された2026年6月期第3四半期決算が好転を示したことにある。純利益率および営業利益率が前年同期比で上昇し、ROEやROAも望ましい水準を大きく上回る高水準で推移している。加えて、半導体市況の好転を背景に、アナリストコンセンサスは「買い」(強気買い7人、中立7人)で、この1週間で目標株価が¥36,420から¥38,813に引き上げられたことも上昇を支援している。

同社の株価は、2026年5月7日に年初来高値¥46,720を更新した後に本日も上昇を続けており、市場の期待の高さがうかがえる。堅調な決算内容と半導体市場の回復が、今後の株価を支える主要因となりそうだ。

これはどういう意味か

半導体検査装置の「目」が示す市場の期待

レーザーテックは、半導体製造工程で不可欠な検査装置、特に最先端のEUV(極端紫外線)リソグラフィー用フォトマスクの欠陥を検出する装置を開発・製造しています。同社の技術は、微細化が進む半導体の品質と生産効率を左右するため、世界中の大手半導体メーカーにとって欠かせない存在です。半導体産業の技術革新を支える、まさに「目の役割」を担うことで収益を上げています。

同社の株価が本日、大きく上昇した背景には、4月30日に発表された2026年6月期第3四半期決算が市場の懸念を払拭し、好転を示したことがあります。先週まで供給網への懸念から株価が下落基調にあったものの、今回の決算で純利益率および営業利益率が前年同期比で改善し、ROEやROAも高い水準を維持していることが明らかになりました。これは、厳しい市場環境の中でも同社が利益を確保し、効率的な経営を続けている証左となり、投資家が抱いていた不透明感が払拭された形です。

こうした好調な決算内容を受け、レーザーテックの株価は前日の終値¥42,930から8.2%高の¥46,470で取引されています。半導体市況の好転やアナリストによる目標株価の引き上げも、この上昇を後押ししています。

これはまるで、ある製品の品質に疑問符がついていたものの、厳密な検査の結果、その品質が期待を上回ることが証明され、消費者が安心して購入に踏み切るようなものです。レーザーテックの決算は、同社の技術力と収益性に対する市場の信頼を再確認させ、投資家が再び積極的に評価するきっかけとなりました。

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Lasertec

6920·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Semiconductors
CEO
Tetsuya Sendoda
従業員数
1,017
本社
Yokohama, JP
上場
2010
ウェブサイト
会社概要

レーザーテック(6920)は、半導体関連装置、レーザー顕微鏡、フラットパネルディスプレイ(FPD)関連装置の開発、製造、販売、サービスをグローバルに展開する企業です。半導体フォトマスクやウェーハの欠陥検査・測定システム、SiCやGaNなどのウェーハ関連システム、ウェーハバンプ検査・測定システム、TSVバックグラインド工程測定システムなどを提供しています。また、FPD用フォトマスク検査システム、半導体材料、透明膜、コーティング材料、無機・有機材料、生体試料、金属部品、プラスチック部品などの観察・測定に用いられるレーザー顕微鏡、リチウムイオンバッテリー関連装置も手掛けています。1960年に設立され、本社を横浜に置いています。