ライブ
Nikkei 225 ·

レーザーテック(6920)、決算控え供給網懸念で株価が続落

レーザーテック(6920)の株価は、本日3.0%安の¥41,390で取引されている。前日の終値¥42,690から続落しており、これは4月30日に予定されていた決算発表を控え、供給網の滞りや装置生産、納期の下振れ懸念が強まったことが主因だ。

同社株は、半導体投資サイクル変動と決算前の利益確定売りにより、4月28日には3.1%安を記録し、翌29日も警戒感と利益確定売りで3.1%下落していた。市場では、4月27日に記録した年初来高値¥46,450以降、調整局面での需給圧力拡大が指摘されている。

四季報は、2025年6月期の増益予想にもかかわらず、PERが高止まりしていることなど、今後の業績に対する懸念を示している。同社は半導体関連株として注目を集めてきたが、直近の懸念材料が株価に重くのしかかっている状況だ。

これはどういう意味か

供給網の懸念が先行する半導体製造装置市場

半導体製造装置メーカーであるレーザーテックは、半導体製造工程で不可欠なマスクブランクス検査装置を主力製品としています。これは、半導体回路の原版となるマスクの欠陥を検査する装置であり、微細化が進む最先端半導体の品質保証に欠かせません。同社の顧客は世界中の主要な半導体メーカーであり、その技術力は半導体産業の発展を支える重要な位置を占めています。

本日、レーザーテック株が下落している主な要因は、決算発表を控えた供給網の滞りや装置生産、納期の下振れに対する市場の強い懸念です。半導体製造装置は複雑な部品で構成されており、グローバルなサプライチェーンの混乱は生産計画に直接影響します。特に、最先端装置の製造には高度な技術と特定の部品が必要となるため、供給網のボトルネックは納期の遅延や生産量の減少につながり、結果として業績予想の下方修正リスクを高めます。これに加えて、決算前の利益確定売りや、半導体投資サイクルの変動も警戒感を強めています。

こうした懸念が重なり、レーザーテックの株価は前日の終値¥42,690から3.0%安の¥41,390で取引されています。

これはまるで、人気レストランが新作メニューを発表する直前に、主要な食材の仕入れに遅れが生じ、提供できる料理の数が当初の予定よりも減るかもしれないという噂が広がる状況に似ています。顧客は新作への期待を抱きつつも、実際に食べられるかどうかの不確実性から、予約を一時的に見送るような心理が働いていると言えるでしょう。

タグ

Lasertec

6920·Tokyo Stock Exchange·Nikkei 225·🇯🇵
業種
Semiconductors
CEO
Tetsuya Sendoda
従業員数
1,017
本社
Yokohama, JP
上場
2010
ウェブサイト
会社概要

レーザーテック(6920)は、半導体関連装置、レーザー顕微鏡、フラットパネルディスプレイ(FPD)関連装置の開発、製造、販売、サービスをグローバルに展開する企業です。半導体フォトマスクやウェーハの欠陥検査・測定システム、SiCやGaNなどのウェーハ関連システム、ウェーハバンプ検査・測定システム、TSVバックグラインド工程測定システムなどを提供しています。また、FPD用フォトマスク検査システム、半導体材料、透明膜、コーティング材料、無機・有機材料、生体試料、金属部品、プラスチック部品などの観察・測定に用いられるレーザー顕微鏡、リチウムイオンバッテリー関連装置も手掛けています。1960年に設立され、本社を横浜に置いています。